今回は社会福祉士受験資格を取るためのレポート科目について解説します。
教育施設などに通う方が殆どと思われますが、全ての科目のレポートを期日通りに提出し、かつ一定の評価以上で通過しなければ、受験資格は得られません。
実際で出題される問題数も見ながら確認していきましょう。
社会福祉士の国家試験内容について
まずは、直近で(2020年2月)実施された分です。
【第32回社会福祉士国家試験】
試験日:2020年2月2日(日)
合格発表:2020年3月13日(金)午後2時
受験願書の配布:2019年8月以降
午前試験 共通科目(2時間15分)
人体の構造と機能及び疾病(7問)
心理学理論と心理的支援(7問)
社会理論と社会システム(7問)
現代社会と福祉(10問)
地域福祉の理論と方法(10問)
福祉行財政と福祉計画(7問)
社会保障(7問)
障害者に対する支援と障害者自立支援制度(7問)
低所得者に対する支援と生活保護制度(7問)
保健医療サービス(7問)
権利擁護と成年後見制度(7問
午後試験 専門科目(1時間15分)
社会調査の基礎(7問)
相談援助の基礎と専門職(7問)
相談援助の理論と方法(21問)
福祉サービスの組織と経営(7問)
高齢者に対する支援と介護保険制度(10問)
児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(7問)
就労支援サービス(4問)
更生保護制度(4問)
第33回社会福祉士国家試験日程(予定)(7/30追記)
【試験日】2021年2月7日(日曜日)
【試験地】 北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県
【受験資格】
(1) 4年制大学で指定科目を修めて卒業した方(令和3年3月31日までに卒業見込みの方を含みます。)
(2) 2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方(令和3年3月31日までに従事する見込みの方を含みます。)
(3) 社会福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方(令和3年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含みます。)
(4) 社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方(令和3年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含みます。)
受験資格についてはコチラ(公益財団法人社会福祉振興・試験センターのページです)
【受験申込書の提出期限】令和2年9月10日(木曜日)から10月9日(金曜日)(消印有効)まで
受験申込手続きはコチラ(公益財団法人社会福祉振興・試験センターのページです)
【合格発表】令和3年3月15日(月曜日)
レポート提出科目は19科目ですが、実際の提出数は30本近いです(※1科目を学期に分けて学習するため)
このように、試験そのものも19科目と、それなりですが、試験前に出すレポートはこの科目に加え、スクーリングを受けた分を合わせるとこれ以上のレポートを1年間で提出する必要があります。
特に期間1年コースの方など、期間が短ければ短いほど大変で、3ヶ月に1回ほどのペースで大体8つ程のレポートを提出していく必要があります。
聞くだけでうんざりしてしまい、ここで挫けてしまう方も少なくないようです。
特に働いてからのレポート作成はとっても、とっても大変です。
そこで次回から、各科目ごとに抑えておくべきキーワードと、参考テーマに対するレポートをお示しします。是非、参考にしてみてくださいね。
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